トマト(ミニトマト)の栽培スケジュール

トマトの画像 トマトの画像

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トマト(ミニトマト)の栽培スケジュール


2月〜3月

トマトの種まき

 種からトマト(ミニトマト)を育てる場合は、地域によっても違ってきますが、2月〜3月末頃、9センチサイズの育苗ポットに3粒ほどを目安に種を蒔き、最終的には生育の良い苗を1本立ちにすることを目指して種まきをします。

トマトの画像

 プランターや鉢植えでトマトやミニトマトを育てる場合は、直接プランターや鉢に種まき(直播き)することもできます。ポット苗、プランター、鉢のいずれの場合も、低温対策としてビニール温室で育てます。

 ●おいしいトマト(ミニトマト)を育てる上で欠かせない、上手な種の選び方は、当サイトの「トマトとミニトマトの種の選び方」のページをご覧ください。


3月中旬〜4月

トマトの土作り

 露地栽培でトマトを育てる場合は、苗を植え付ける2週間ほど前に、粗(あら)起こしをした土1平方メートル当たりおよそ150gの苦土石灰を撒いて、よく耕しておきます。その際、土1平方メートルあたり3kg〜4kgの緩効性肥料(堆肥・有機肥料)を施しておきます。

 その後、苗の植え付けのおよそ1週間前に畝(うね)をつくります。水はけの良い土を好むトマトやミニトマトには、過湿を避ける目的で、一般的な野菜の畝よりも、やや高めの高畝にします。そして、畝の中央部に1列に、およそ40cm程度の間隔をあけて支柱を立ててます。予め中和されている市販のトマトの培養土を使ってプランターや鉢植えでトマトやミニトマトを育てる場合は、土作りの必要はありません。

 ●トマト(ミニトマト)がすくすく育つ土作りについては、当サイトの「トマトの育て方 … 土づくり 」のページをご覧ください。


4月〜5月

トマト苗の植え付け(定植)

 晩霜のおそれがなくなる4月中頃〜5月末頃(寒冷地では5月中頃〜6月中頃)にトマト苗の植え付けを行います。

 トマトやミニトマトに限ったことではありませんが、野菜の生育には、土への活着が、その後の生育に大きな影響を与えます。そのため、苗の定植は、晴れた日の午前中を選んで行います。できれば、植え付けの1週間ほど前から、植え付ける土にマルチングを行い、苗の活着に有利な水分と地温(およそ15℃が目安です)を確保しておきましょう。

 苗から育てている場合は、本葉が8〜9枚ほどついて、花がつきはじめた頃が植え付け(定植)の適期です。苗を購入して植え付ける場合は、病害虫に強い接木苗がオススメです。

 ●プランターや鉢植えでトマト(ミニトマト)を育てる時の上手な植え付け方は、当サイトの「トマトとミニトマトの植え付け方」のページをご覧ください。


トマトの支柱立て

 トマト苗の植え付けを終えたら、植え付けと同時、もしくは苗を植えつけた直後か2、3週間後を目安に、トマト苗一株ごとに支柱を立てます。中玉トマトから大玉トマトを育てる場合は、長さ1.5mから1.8mの支柱が適しています。大玉トマトの場合、収穫期を迎える夏頃には大人の背丈くらいにまで成長しますので、1.8m前後の支柱を選んでおきましょう。

 ●トマト(ミニトマト)の支柱の立て方については、当サイトのトマトの支柱の立て方のページをご覧ください。


5月中旬〜

トマトの追肥(ついひ)

 苗の植え付けを終えた後、5月半ば頃から収穫期にかけて適宜、追肥を行います。トマト(ミニトマト)は、葉や茎を伸ばしながら果実をつけていきますので、栽培期間中は肥料切れを起こさないように注意します。また、果実をつけ始めた頃から、カルシウム(カリ)不足による尻腐れ病予防に効果的なスプレー剤(住友化学園芸「尻腐れ予防スプレー」など)を散布しておきます。

 おいしいトマト(ミニトマト)を育てる上で欠かせない、トマト(ミニトマト)の肥料(堆肥)については、当サイトの「トマトの育て方・肥料(堆肥)」のページをご覧ください。


トマトのわき芽摘み

 トマトやミニトマトは、植えつけた土に馴染んでくると、葉や茎が勢いよく成長し始めます。そして成長に伴って葉のつけ根からわき芽が出てきます。トマトやミニトマトは、基本的には主枝1本だけに結実させる1本仕立てで育てます。そのため、次々と出てくるわき芽を全て摘み取ることが大切です。わき芽を摘み取ることによって、果実がより大きく育つようになり、また、日当たり、風通しがよくなることから、病害虫の予防にもつながります。


トマトの果実の摘果

 とくに大玉トマトを育てる場合に、ひとつの花房(はなふさ・かぼう)ごとに、およそ4〜5個の果実を残して、それ以外の果実を摘み取る摘果(てきか)という作業を行います。

 摘果は、余分な果実を摘み取ることで養分が分散するのを防ぎ、残った果実にその養分を集中させて、より大きくおいしくすることを目的として行います。また摘果には、余分な果実を摘み取ることで株の負担を軽減して、トマトの株が疲弊するのを防ぐ効果もあります。

 大玉トマトの果実が、ゴルフボールくらいの大きさになった頃を目安に、順調に育っている果実を1花房あたり4〜5個程度残し、それ以外の花房先端の小さな果実や、形の良くない果実を摘み取りましょう。ミニタイプ、ミディタイプは、必ずしも摘果の必要はありませんが、摘果を行うことで果実の美味しさが増し、トマトの株自体の疲労を抑えることができます。


6月中頃〜9月末頃

トマトの収穫

 トマトの収穫は、暖かい地域では6月半ば頃〜9月初旬、寒冷地では7月半ば頃から10月頃まで可能になります。

 ※このページでご紹介している栽培スケジュールの時期は、おおよその目安です。栽培に関わる作業の時期は、それぞれの地域のその年の気温や気候変動、それぞれの場所の標高や地形などの条件によって変わってきますので、お住まいの地域の条件に合わせて作業の時期を調整してください。

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 ●トマトの育て方にはコツがあります。”甘くておいしいトマトの育て方”では、プランター(コンテナ)を使った家庭菜園で、初めての方でも楽しみながら、甘くておいしいトマトを収穫できる上手な育て方のコツを、わかりやすくご紹介しています。

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