トマトの育て方・3つのポイント

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 このページでは、トマトやミニトマトを上手に育てるための、トマトの育て方の3つのポイントについてご紹介しています。当サイトのすべてのページは、本文下の総合ページリンクからご覧頂けます。

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トマトの育て方・3つのポイント


トマトの育て方・3つのポイント

 トマトやミニトマトの育て方には、種まきから収穫まで、たくさんの作業があります。そのひとつひとつの作業自体は、慣れてしまえばそんなに難しいものではないのですが、初めてトマトを育てる方にとっては、難しく思えることもあるかもしれません。

 初めて耳にする言葉や用語もきっとあると思います。

 このページでは、そんなトマトの育て方の中でも、とくに知っていると役に立つトマトの育て方の3つのポイントについてご紹介しています。


トマトの育て方・ポイント1・トマトの生育に適した条件を知る

 トマトはもともと、南米ペルーを中心としたアンデス山脈の高山地帯を原産とする植物です。もちろん、日本で手に入るほとんどのトマトの品種は、日本という気候に合わせた品種改良を受けていますから、必ずしも南米のペルーやアンデスの高山地帯原産のトマトと同じではありません。

 けれど、基本的な生育条件には共通する部分が多くあります。

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 たとえば、日当たりを好む排水性・保水性に優れた土を好む酸性土壌が苦手窒素成分が多いと果実ができにくくなる、同じナス科の植物を育てた土では連作障害が出やすいなどが、トマトやミニトマトを育てる上で知っておかなければならない生育の条件です。

 トマトやミニトマトを上手に育てるいちばんのコツは、こうした生育に適した条件を用意すること、あるいは生育に適さない条件を取り除く、ちょっとした心遣いにあるといってもいいかも知れません。

 トマトやミニトマトも生き物ですから、その生育に適した条件さえ用意してあげれば、そんなに手間をかけなくてもすくすく育っていきますし、ちゃんとおいしいトマトを収穫することもできるようになります。

 余計なことは何もいりません。植物は、空気と水と温度と土の条件に敏感なだけなのです。


トマトの育て方・ポイント2・トマトに適した肥料の与え方を知る

 トマトやミニトマトもほかの植物と同じように、土からさまざまな栄養分を取り込んで成長します。そのため、土に含まれる栄養分が少なかったり、逆に多すぎたりすると、本来の健全な成長が妨げられてしまいます。

 土に含まれる栄養分。それをコントロールするために用いるのが肥料です。肥料を上手に使うためには、適切な量とタイミングを知っておくことが大切です。肥料は、与える量が少なければ少ないなりの問題が起きてきますし、多ければ多いで、困った問題が起きてきます。

 たとえば、さきほどお話した、”窒素成分が土の中に多いと葉ばかりが大きくなって果実が着きにくくなる”というのもそのひとつです。

 初めて家庭菜園を始める方に多く見られる思い違いのひとつに、”肥料をたくさんあげれば元気に育つだろう”というのがあります。けれど、肥料にも適切な量と与えるタイミングというものがあるのです。

 窒素成分が多すぎて、葉が青々と茂るのは、見た目には良いことのように思えるかも知れませんが、そのために株元の風通しが悪くなれば、さまざまなトマトの病気の原因にもなりますし、トマトを食い荒らす害虫の温床ともなります。

 それに葉が多く茂ればその分、根から吸い上げた栄養分が奪われてしまいますから、果実の充実が妨げられてしまうことにもなります。

 あまり神経質になる必要はありませんが、肥料には適切な量と与えるタイミングがあることを知っておくだけでも、無用な失敗をかなり防ぐことができます。


トマトの育て方・ポイント3・トマトの水遣りのコツを知る

 トマトをおいしく育てる上で、とても大切な基本となるのが、水はけをよくして、土を乾燥気味にするということです。

 トマトは、南米ペルーを中心としたアンデス山脈の高山地帯を原産とする植物だということはすでにご紹介しましたが、アンデス山脈の高山地帯という環境は、豊富な水量が得られる日本とはまるで違います。

 トマトは、朝夕の温度差によって発生した濃い霧や限られた水を最大限に取り込んで、自らの生育に使い回さなければ生きていけない環境で生まれ、進化してきました。ですから、必要以上の水を与えられると、余った水は果実に蓄えられ、結果として果実の持つ本来の甘みや味わいが薄まってしまうのです。

 トマトは、ふつうの植物よりも乾燥した環境ですくすく生長する植物なのだということを心に留めてあげてください。

 最近注目を集めている果物のような甘みを持つフルーツトマトも、基本的に極限まで水分を切り詰めた特殊な栽培法の元で作り出されています。トマトやミニトマトは、すこし乾燥気味に育てた方が果実の糖分が多くなり味も甘みも濃くなるのです。

 それがトマトという植物なのです。

 トマトに水を与えすぎると味や甘みが落ちるだけではありません。水を与えすぎたトマトの果実は、水を吸い込んで果実が膨らむ速さに皮がついていけず破けてしまうこともあります。裂果(れっか)と呼ばれる現象がそれです。

 トマトやミニトマトの水遣りは、土の乾き具合を見ながら、与えるときにはたっぷりと与える、そして再び土が乾燥するまで水遣りを控えるといったメリハリが大切です

 毎日水を与えるのは、それがほんとうに必要なときだけでいいのです。


 まだまだお話したいことはたくさんありますが、それは、それぞれのページでということで。トマトの育て方の3つのポイント、お役に立てれば幸いです。

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