トマト(ミニトマト)とリコピンと生活習慣病 |
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トマト(ミニトマト)とリコピンと生活習慣病 |
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トマト(ミニトマト)とリコピンと生活習慣病トマトやミニトマトの鮮やかな赤い色は、野菜や果物や肉類にも多く含まれるカロテノイドと呼ばれる色素のひとつ、リコピンの色で、カロテノイドには赤色のリコピンだけでなく、カボチャやパプリカのように黄色のリコピンや、オレンジ色のリコピンもあります。 こうしたカロテノイドのひとつに、ニンジン(人参)やカボチャ(南瓜)などにも多く含まれるβ-カロテン(ベータカロテン)があります。 β-カロテンが人間の体内に入ると、私たちの健康に欠かせないビタミンAに変化することは早くから知られていましたが、カロテノイドそれ自体は栄養素ではなく、ただの色素に過ぎないこともあって、長い間私たちの健康に直接関係しているとは考えられてはいませんでした。 |
ところが最近の研究で、カロテノイドには生活習慣病予防に深い関係がある活性酸素を消し去る作用があることがわかってきました。特に、トマトやミニトマトに多く含まれるリコピンには、通常のβ-カロテンの2倍以上も効率よく、活性酸素を除去する働きがあることがわかってきたことから、一躍注目を集めるようになりました。 ちなみに、生活習慣病とは、”食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群”のことで、虫歯、歯周病、骨粗鬆症、アルコール性肝疾患、肥満症、痛風(高尿酸血症)、高血圧症、糖尿病、高脂血症、心臓病、脳卒中、がんなどがその代表的な症例とされています。 生活習慣病は、年齢を重ねることによって発症・進行すると考えられていたことから、かつては”成人病”と呼ばれていましたが、不適切な生活習慣の蓄積がその発症に深く関わっていることが解明され、年齢に関わりなく発症することから、1996年に”成人病”から”生活習慣病”という呼び名に改められました。 長い年月にわたる偏った食生活や、過度の飲酒、無理な運動などにより蓄積され続けた活性酸素が、やがて細胞に傷をつけ、本来健康であるべきはずの体を錆つかせているのです。 そうして傷つけられた細胞が増殖することによってガンや、動脈硬化といった生活習慣病に進行すると考えられています。 この生活習慣病の引き金となる活性酸素を除去する働きに優れているのが、カロテノイドであり、中でもリコピンは特にその効果が高いことがわかっています。 そして、リコピンを多く含む緑黄色野菜緑の中でも、リコピンの含有量に優れた野菜、それがトマトです。 つまり、活性酸素をため込まない適切な生活習慣の改善と、トマトやミニトマトを積極的に取り込む工夫をすれば、毎日の食生活を楽しみながら、手軽に生活習慣病の予防もできるというわけですね。 |
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