トマトとミニトマトの育て方・管理のコツ

トマトの画像 トマトの画像

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トマトとミニトマトの育て方・管理のコツ


トマトとミニトマトの育て方・管理のコツ

 トマト苗の植え付けも無事に終わり、トマトとミニトマトの生長が安定してきたら、いよいよ本格的なトマトとミニトマトの育て方と日常管理の開始です。


トマトの育て方・普通(大玉)サイズのトマトの管理のコツ

 トマト苗の植え付けも終わり、苗が土になじんで生長し始めると、脇芽(わき芽)がどんどん出てきます。この脇芽を出るがままにしておくと、やがて枝や葉が茂りすぎて根が吸収した養分が奪われ、充実した果実ができにくくなります。

 そこで、充実した果実をつける株にするために、余分な脇芽を摘む作業を行います。この作業を”脇芽(わき芽)掻き”といいます。脇芽(わき芽)掻きは、中心の太い枝(主枝)を1本だけ伸ばし、不要な枝を作らせないことがポイントです。

 脇芽(わき芽)を摘んだトマトは、しばらくすると花が咲き始め、最初に咲いた花(これを第一花房といいます)についた果実がすこしずつ大きくなっていきます。

 そして最初に咲いた花にできた果実が、およそピンポン球くらいの大きさになったら、1株あたりひとつかみ程度の油かすを株元近くにまいて、軽く土を混ぜ合わせておきましょう。そして混ぜ合わせた土を株のまわりに寄せておきます。


追肥にはニオイの少ない発酵油かすを

 油かすは、いろんなメーカーのものがあります。それぞれに優れた特徴がありますが、基本的にどれを選んでも大丈夫です。

 ちなみに油かすには、ニオイの少ない発酵油かすもありますので気になる方は、こちらを選んでおくのも良い方法です。

 このあと、およそ2〜3週間ごとを目安に、油かすをまいて土を寄せるという作業を繰り返します。これを追肥(ついひ)といいます。追加で与える肥料という意味ですね。

 基本的にトマトやミニトマトは、苗の植え付け前に土に施す肥料(これを元肥=もとひ、もとごえといいます)さえきちんとしておけば、あとは適切なタイミングで不足しがちな栄養分を追肥という形で補うだけで十分です。


肥料の与えすぎに注意

 トマトやミニトマトは、頻繁に肥料を与えすぎると、生育に障害が出たり、果実がつかなくなったりといったことが起こります。

 たとえば、土の中のチッ素成分が多過ぎると、トマトやミニトマトの生長に必要なカルシウムの吸収が妨げられてしまうといったことが起こります。

 これが続くと、当サイトのトマトの病気 … 尻腐れ病の症状と原因、対策のページでも詳しくご紹介していますが、せっかく育てたトマトの果実が腐ってしまう”尻腐れ病”を引き起こす原因ともなります。

尻腐れ病トマトの画像

 これが、尻腐れ病を発症したトマトの果実です。尻腐れ病には様々な要因が考えられますが、土の中のチッ素成分が多過ぎたために、トマトやミニトマトの生長に必要なカルシウムの吸収が妨げられてしまったことでも起こります。

 肥料はたくさん与えれば良いというわけではありませんので、くれぐれも与えすぎには注意してくださいね。


害虫駆除にベニカマイルドスプレー

 それから、トマトやミニトマトには、アブラムシ、アザミウマ、コナジラミなどの害虫がつきやすいので、見つけたら専用の駆除剤(農薬)か、手で取り除いておきましょう。

 ちなみに、トマトやミニトマトに農薬を使うのは心配という方もきっと多いと思います。なにしろ口に入るものですからね。そんな時には、化学殺虫成分を一切使わずに、食品成分(水飴)から作られた住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー 1000mlを使ってみてください。

 住友化学園芸のベニカマイルドスプレーは、水飴から作られた液で、トマトにつきやすいアブラムシやアザミウマ、コナジラミなどの害虫を包み込んで退治します。

 また、もともとの原料が水飴ですので、化学薬品のような臭いもありませんし、当然のことですが薬品ではありませんので薬害の心配もありません。

 手作業でアブラムシやアザミウマ、コナジラミなどの害虫を取り除くのはちょっと面倒だし、かといって農薬を使うのは心配という方は、ぜひ使ってみてみてください。


 さて、それではトマトの育て方と管理のコツに話を戻しましょう。


 最初に咲いた花についた果実から数えて、5番目くらいまでの花芽に果実がついた頃を見計らって、その上の茎を切り取って成長を止めます。それぞれの株ごとに、この作業を行ってください。

 このとき、切り取る茎のすぐ下に3枚くらい葉を残しておいてくださいね。あとは定期的に油かすを与えながら、果実が充実するのを見守るだけです。

 普通サイズのトマトや、大玉サイズのトマトは、花が咲いてからおよそ50日くらいで果実が色づき始め、60日くらいで赤く熟してきます。

 この花が咲いてから果実が赤く熟すまでの期間は、株の上のほうについた果実になるほど短くなります。プランターなどを使った家庭菜園の場合は、赤く熟すのを待ってから収穫すると、トマト本来の味を楽しむことができますよ。


トマトの育て方・ミニトマト、プチトマトの管理のコツ

 ミニトマトプチトマトは、大玉トマトとちがって、苗の背丈が50cmくらいになった時点で、脇芽をすべて摘み取ります。

 その後、1mくらいの支柱を立てて、茎の上の方と中程の2カ所を園芸用の結束バンドなどで支柱に固定します。

 このとき、茎の太さぴったりではなく、成長とともに茎が太くなることを見越して、やや大きめの輪をつくって固定してくださいね。実際の作業としては、結束バンドで数字の”8”の形を作るようにして、茎を支柱に固定すればOKです。


 (ただし当サイトのミニトマトの代表的品種 レジナのページでもご紹介しているレジナのように、小型で放任栽培が可能な品種の場合はこの作業は必要ありません。それぞれのミニトマトの特性に合わせた育て方をあらかじめ確かめておいてくださいね)


 あとは、およそ1週間毎に液体肥料と、月2回程度追肥として株元に置肥をして果実の充実を見守ります。


 普通サイズ(大玉)トマトのところでもお話ししましたが、ミニトマトも、窒素肥料が多いと、茎や葉が育ちすぎて風通しが悪くなり、病気の原因となったり害虫の温床となってしまう場合があります。

 また、果実がつきにくくなったり、せっかくの果実が”尻腐れ病”で腐ってしまったりすることがありますので、くれぐれも肥料の与えすぎには注意してくださいね。

 また、ミニトマトやプチトマトの場合でも、アブラムシ、アザミウマ、コナジラミなどの害虫がつきやすいのは同じですので、見つけたら先にご紹介した住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー 1000mlなどを使って早めに取り除いておきましょう。

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