トマトの育て方・肥料(堆肥)の選び方と使い方

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トマトの育て方・肥料(堆肥)の選び方と使い方


トマトの肥料(堆肥)とは?

 トマトやミニトマトが生長して充実した果実を実らせるには、水や二酸化炭素、酸素のほかにも様々な養分を必要とします。その養分を補うために与えるもののことを肥料(堆肥=たいひ)といいます。肥料(堆肥)に含まれている成分や養分のほとんどは、土の中の水に溶け込んだ後、根から吸収されて効果が現れます。

 肥料(堆肥)は、大きく分けると効果が素早く、持続期間が短期の速効性肥料と、効果がゆっくりと長期間続く緩効性肥料とがあります。園芸店などでよく見かけるボトルやアンプル剤、固形の化成肥料が速効性肥料です。

 それに対して、「油かす」「骨粉」、肥料成分を高めた堆肥などの有機肥料が緩効性肥料です。

 ちなみに、堆肥は主に土のコンディションを整える土壌改良材、化成肥料、有機肥料は植物の成長を促す栄養材といった位置づけがなされ、堆肥は厳密に言えば、土壌改良材としては優れているものの、肥料としてはいくぶん効果が弱いという側面があります。

 ただ、堆肥自体にも化成肥料ほどではありませんが、もともと栄養分が含まれていること、これまで堆肥も有機肥料として用いられていたこと、堆肥に肥料と同等の栄養素を加えた製品があることなどから、このページでは堆肥を化成肥料や有機肥料と同列に扱っています。

 もしも化成肥料や有機肥料を使わずに、堆肥だけを肥料として使う場合は、それが土壌改良材として作られたものか、肥料としても使えるように作られたものか、あるいはそこに含まれる成分、とくに肥料の三大要素であるチッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の割合を確かめて選んでくださいね。

 ご参考までご紹介しておくと、一般的な化成肥料の場合、肥料の三大要素の割合は「N:P:K=8:8:8」や「N:P:K=10:10:10」といったところですが、肥料成分をほとんど含まないタイプの堆肥の場合、「N:P:K=1:1:1」と、かなりの差があります。ご注意くださいね。


元肥と追肥

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 トマトやミニトマトのように果実を実らせる植物には、もともと土に含まれている養分だけでは十分ではありません。そこで、あらかじめ土作りの段階で、効果がゆっくりと現れて長い期間持続する緩効性肥料(かんこうせいひりょう)と呼ばれる肥料を土に混ぜ込んでおきます。これを元肥(もとひ・もとごえ)といいます。

 そして、その後のトマトの成長過程に合わせて、肥料を補っていきます。これを追肥(ついひ)といいます。元肥も追肥も、肥料を与えるという点では同じですが、元肥は苗の生長に合わせてゆっくりと効き目が現れる肥料、追肥は、即効性のある肥料が多く使われます。

 さきほどもお話しましたが、肥料には大きく分けると、速効性のある無機質肥料(化成肥料)と、施してからおよそ2週間ほどしてから効果が現れてくる有機質肥料とがあります。一般に元肥として与える場合は有機質肥料、追肥として与える場合は、無機質肥料(化成肥料)が適しています。


堆肥(肥料)は適量を守る

 肥料は、一度に多く与えすぎると、土の中の水に溶け出す肥料成分の濃度が上がりすぎて、浸透圧の関係で根の水分が奪われ、根が傷みやすくなります。こうした現象を一般に肥料焼けといいます。

 あまり神経質に考える必要はありませんが、肥料(堆肥)には適切な量とタイミングがあること、多く与えればいいというわけではないことを、心に留めておいてくださいね。

 基本的には、元肥を施しているという前提で言えば、花が咲き終わって果実がふくらみはじめた頃を見計らって、様子を見ながら市販されている野菜やトマト用の肥料を追肥として与えれば大丈夫です。

 その際も、肥料のパッケージに書かれた使用法と用量を守って、一度にたくさん与えるのではなく、数回に分けて与えるようにしてくださいね。

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